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2018年12月14日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。

12月14日の金曜日でございます。

毎日言うてますけど、やっぱりそろそろ年末感と、忙しなさが出てきましたな。

言うても来週は、連休でそのままクリスマスに突入やし、もう後1週間ほどで忙しなさから、浮かれモードに変化してしまいます。

まぁ、今年はある程度予定通り進んでますんで、この調子で頑張りましょう。

まだまだ油断してはいけませんぜ。

最後まで集中力を切らさないようにしないとね。

ってな感じで始まりましたが、今日のネタはちょっと怖いような動物の話…

みなさん、外来種って言葉は当然ご存知ですよね。

今や、日本に限らず世界の生態系がかなり壊されてます。

これは、販売目的などでとッ捕まえてきた個体を、そのまま自然に放しちゃう事が一番の原因だとも言われています。

こういった本来、その場所にいるはずのない個体種が繁殖してしまい、生態系をおかしなことにしてるんですが、これは何も海外からだけではありません。

そりゃ、日本の川にアマゾン川の魚がいたってんなら、繁殖する方もなかなか大変だったりします。

まぁ、もちろんブラックバスに代表されるようなやたら「強い」種ですと少々の環境の変化には左右されず、どこでも数を増やしていきます。

実際、ここまで繁殖力が強くて環境に左右されない種ってのも珍しく、普通はペットとして飼ってた熱帯魚を、裏の川に流しても大体死んじゃいます。

そりゃ、熱帯魚って言う位ですから、熱帯なわけで日本じゃキツイよね。

と、そこまでの環境の変化があれば別ですが、今日ご紹介するパターンは、日本国内での外来種、国内外来種のお話なんですよ。

これは、日本の国内の他の地域から人為的に運ばれた生物のことで、在来種がやはり影響を受けていることが研究によって示唆されたんだそうです。

この研究を行ったのは、北海道大学北方生物圏フィールド科学センターの研究チームで、彼らは本州から移動してきたアズマヒキガエルの幼生が、北海道に元から住んでいるエゾアカガエルとエゾサンショウウオの幼生に与える影響を調査しました。

アズマヒキガエルってのは、ニホンヒキガエルと同じく、いわゆるヒキガエルで、東北地方から近畿地方、島根県東部までの山陰地方北部に自然分布しております。

一方、エゾアカガエルとエゾサンショウウオは、北海道の固有種ですから、本来出会うことのない種同士なわけですね。

で、この二種が出会ってしまうとどうなるか…

研究では、エゾアカガエルの幼生が、アズマヒキガエルの幼生を捕食すると、高い確率で中毒死しているらしいんです。

中毒死…?

しかも幼生が幼生を食うって、どんな状況?

そもそも野外ではこれらの3種のうち、エゾアカガエルが最初に孵化し、それから2〜3週間ほど遅れて、エゾサンショウウオとヒキガエルが孵化するそうなんです。

そこで研究者らは孵化した直後のヒキガエルの幼生と、それと同時期に成長しているエゾサンショウウオとエゾアカガエルの幼生を水槽に入れて、在・不在の実験を行ないました。

この野外の密度を再現した水槽実験では、ヒキガエルが1尾捕食されることで、エゾサンショウウオは平均して約0.4尾が死亡しました。

しかしエゾアカガエルでは約2尾も死ぬことがわかり、ヒキガエルの存在がエゾアカガエルに対して強く影響することが示されたという。

ん?

2尾とは?

ヒキガエル1尾捕食に対してエゾサンショウウオ0.4尾が死ぬってパターンなら、要は10尾のヒキガエルを、10尾のエゾサンショウウオに食わせたら、4匹は中毒をおこして死ぬって割合だよね?

では、2尾とはどういう状況?

この答えは、エゾサンショウウオは、エサを丸呑みにする食し方で、エゾヒキガエルはかじって食べるんだと…

なので、1尾のヒキガエルに、複数のエゾヒキガエルが群がって食っちゃうため、こういう数字が出るんだそうです。

てか、かじる?

カエルて歯あったんか?

わたくし院長、小学生の時にカエルを飼っていた経験があり、エサを食べるシーンは何度も見たことがあるんですが、基本舌で絡めとってパクっと口に入れて、そこからしばらく口の中でもモゴモゴさせてゴクッて感じでしたし、「噛んでる」ってな風ではなかったけどなぁ…

カエルの種類によっては、バリバリかじるんでしょうか?

ちょっと疑問…

と、それもそうですが、そもそもエゾサンショウウオに比べ、エゾアカガエルはヒキガエルの毒への耐性が著しく低いことがわかったそうです。

また、エゾアカガエルは生物遺骸を主食の一つとしており、ヒキガエルを食べて中毒死した在来種の遺骸を食べてしまうそうなんです。

この結果、死体に含まれるヒキガエルの毒性物質を取り入れ、中毒死する場合があることも確かめられたそうです。

外来種といえば外国から運ばれてきた種が問題となってきたわけですが、日本国内でも本来の生息地から離れて別の地域へと人為的に運ばれた種が多く存在しています。

しかしその影響については、これまでほとんど調べられてこなかったそうなんですよね。

そりゃまぁ、言うても国内やしねぇ…。

いくら北海道と沖縄っつっても、生物が生きてけないって事はないって考えますわな、普通…。

で、このアズマヒキガエル、本来いないはずの北海道の、函館、旭川、石狩などで生息が確認されています。

これにより、在来種がどれくらい影響を受けているかを、今後は調べて国内の生態系を、まず守っていかなきゃいけんってことのようです。

まぁ、生態系もそうですが、このカエルたちの場合、アズマヒキガエルが、捕食者を中毒死させるのは、このカエルのひとつの武器ってだけじゃないのかね?

先月、マジックマッシュルームの話をこのブログでも書きましたが、あのキノコたちも、虫など自分をかじりにくるヤツに幻覚を見させて、こりゃヤバイ、この種類は食ったらイケン!って思わすのが目的なんですよ。

そう考えると、このカエルの話も、外来種だからというよりこのアズマヒキガエルにそういう能力があったってことだけな気もするんですが、まぁ生態系は大事やしね。

人の手によって壊された生態系のため、絶滅しちゃう種があるのも事実ですし、出来る限りの事はしないといけんもんね。

にしても、カエルが複数集まってエサをかじるってのが、一番ビックリしましたが(笑)

ではまた〜




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