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2018年09月20日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。

9月20日の木曜日でございます。

今月もあと10日となりました。

かなり秋っぽい時間が長くなってきましたよね。

やはり、今年は夏が早かった分、秋も早いのかもしれんねぇ…。

まぁ、どうせすぐに寒くなって、あの暑かった日々を懐かしむんでしょうよ。

てな感じで始まりましたが、今日もネタに突入していきましょう。

昨日は、温暖化に伴い、虫が腹すかして大量発生するってな話しを書きましたが読んだぁ?

昨日は、害虫や昆虫の話でしたが、今日も「侵略的外来種」についてお話しようかと思っております。

侵略的外来種って聞くと、もう悪いやつが大量に増えてその土地を侵略しちゃうってイメージが湧きますが、そこまではひどくないですよ(笑)

例えば、国内でも元々いなかった生物が、住みつき繁殖するようになると、これは外来種と呼ばれるそうです。

では、今日の主役の侵略的外来種はといいますと、今日はみんな大好き(笑)「アメリカザリガニ」にスポットを当ててみたいと思います。

わたくし院長も、子供の頃メッチャ取りましたよ。

前にも書いた気がしますが、スルメとかを餌に池でザリガニ釣りを楽しんだもんです。

そして大きくて赤いヤツを取ったら、ちょっとしたヒーローで、みなで競争したもんです。

ですが、今や米カリフォルニア州南部を含め、世界中のさまざまな場所で侵略的外来種として扱われているアメリカザリガニ、今回、学術誌「Conservation Biology」に発表された新たな研究によって、アメリカザリガニが人間にとって有害である可能性が明らかになったそうなんです。

ザリガニが増えることで、蚊が増えて、蚊が媒介する病気のリスクが高まるらしんですよね。

アメリカザリガニの原産地は、米国南東部の沼地です。

しかし、現在では、オーストラリアと南極を除くすべての大陸に広がり、生態系を乱し、在来種の脅威となっているんだそうです。

また、人間が感染する寄生虫である肺吸虫の中間宿主でもありますから、もうややこしいこと、この上ないわけです。

また、アメリカザリガニが穴を掘ることで、土の堰堤などに被害が出たり、水草を食べてしまい、澄んだ湖沼が濁ってしまうこともあるということなんです。

そして、こういったヤツラの特徴的に、アメリカザリガニもいわゆる「強い」んですね。

ですから、その土地原産の普通の「ザリガニ」を駆逐し、それに取って代わることも少なくないってことですから、生態系もメチャクチャです。

で、研究グループがザリガニを駆除していたとき、ザリガニがいる場所ほど蚊の幼虫も多いことにチームは気付きました。

ザリガニと蚊の幼虫…

この二者が仲良しとは普通は到底思えません。

なんか裏があるはずです。

チームはさらに、ザリガニのいる場所ではヤゴがほとんどいない事にも気付きました。

ヤゴ?

ヤゴってのは、トンボの幼虫で、コイツは蚊の幼虫をたくさん食べるらしいんですよね。

お。

何となく見えてきたね。

ザリガニの多いところで、蚊の幼虫が多い理由は、蚊の幼虫の天敵である、ヤゴがいないからです。

では、なぜ、ザリガニの多いところでヤゴが少ないんでしょう?

普通に考えると、ザリガニがヤゴを食っちゃうから、天敵のいなくなった蚊の幼虫は、繁殖し放題って思うでしょ?

ですが、ここからがミステリーで、実はそうではないんです。

当然、研究者も同じ事を考えるんですが、それを実証しないと気が済まないのが彼らの特徴(笑)

ザリガニがいると蚊が多く、ヤゴが少ない事の因果関係を調べるため、グループは研究室の水槽にこの3者を異なる組み合わせで入れてみました。

まず、ヤゴと蚊の幼虫、そしてザリガニと蚊の幼虫という組み合わせでは、ヤゴは、単独ではザリガニ以上に蚊の幼虫を効率的にがつがつと食べました。

しかし、そこへ、ザリガニを投入すると、ヤゴの見事な食いっぷりは鳴りを潜めたそうです。

ザリガニがヤゴを捕まえて食べるわけではありません。

体の大きいザリガニがいるだけで、ヤゴは怯えて気をとられ、蚊の幼虫を食べなくなってしまうようなんです。

つまりヤゴは、ザリガニがいるだけでパニック状態に陥るらしいんです。

これは自然界ではよくある事のようで、捕食者がいることで、怯えた獲物がおかしな行動をとり、その影響が生態系全体にまで及ぶこともあるそうです。

例えば、シカなどの草食動物が多く生息している地域に、捕食者である肉食動物が入りこむと、用心深くなったシカ等が食事のパターンを変え、若い芽をあまり食べなくなり、植物の背丈が高くなったりするそうです。

在来種のヤゴは、アメリカザリガニに適応する方法を知らないため、不適応な行動をとってしまうわけなんです。

たとえば、ザリガニのハサミなどの奇妙な場所に留まったり隠れたりして、危険な状況に身を置いてしまうとかいう事をするそうなんですよ。

完全にテンパっとるな(笑)

まぁ、基本的にそこに存在し得ないものがいたりすると、我々もおそらくパニくるでしょう。

人間で言えば、家に帰ればリビングでライオンがこっち向いて唸り声を上げてる感じ?(笑)

そりゃ気になってご飯食べようとは思わないでしょうなぁ…。

ヤゴもそういう状態で数が減るわけです。

そして、必然的に天敵の減った蚊の幼虫は、無事成虫化するため、蚊が多くなるって事らしいです。

蚊が増えると人間が困りますが、問題の本質はそこではなく、昨日もネタになっていたこの「侵略的外来種」、こいつらをなんとかしないとねぇ…。

ここに日本の侵略的外来種ワースト100が掲載されてます。

こうやってみてみると、もう元には戻せないし戻らないでしょう。

例えば、アメリカザリガニを、元いた場所以外、すべて殺すことなんて不可能ですし、それは他の動物でも同じ事ですよね。

こうなってしまった以上、元の生態系とか言ってないで、今あるべき姿で、どう共存していくか…

これを考えるべきでしょう。

ちなみに、アメリカザリガニは、食材、生物学の研究、観賞、釣りのエサなどとしてよく利用されているようです。

それと今、観賞用として、ザリガニを飼ってる人は、間違っても池や川に逃がさない事ですね。

最後まで責任もって飼うなり食べるなりしてください。

それを逃がしちゃうと、蚊が増えますからね。

この外来種問題は、解決できないでしょうけど、解決していかなければならない大きな問題だと思います。

ではまた〜



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京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院

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