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2017年12月17日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。

12月17日のサンデーイルネスでございます。

早いもので、今年のイルネスも後2回です。

しかも最後は大晦日…。

大晦日にふさわしいイルネスとかべつに無いし(笑)

後2回って事は、ちょうど今年も後2週間なわけですよ。

来週はクリスマスイブですし、もうこうなると後は、なし崩し的に年末がやってきます。

みなさん、慌ただしいでしょうけど、身体には注意して下さいね。

てことで、今週も始まりましたが、今週は寒いこの時期に注意したい冬の感染症をお送りします。

まぁ、感染症と言えば代表選手に「風邪」ってのがありますが、この風邪と言う名前は正式名称ではありません。

いわゆる感染症の総称的に使われますが、そもそもは東洋医学用語の「ふうじゃ」ってとこからきているようです。

「ふうじゃ」は風の邪です。東洋医学では、外から来る邪気のことを「外邪」と呼んで、 「風」「暑」「湿」「燥」「寒」「火」と6つあるので「六邪」と呼ぶこともあります。

そのうちの一つが「風邪(ふうじゃ)」なわけです。

ま、話はそれましたが、今日はそんな冬の感染症の中でも、最近流行りだしてるヤツらをご紹介したいと思います。

寒さや乾燥が厳しくなるにつれ、風邪やインフルエンザ、ノロウイルスなどさまざまな感染症が増加します。

その中でも近年毎年のように流行し注目されているのが「RSウイルス感染症」「溶連菌感染症」です。

咳や鼻汁・鼻づまりなど呼吸器症状を引き起こす「RSウイルス」と、発熱や激しい咽の痛みなどが現れる「溶連菌感染症」は、いずれも主に乳幼児がかかる病気とされていますが、小学生以上や大人でも感染します。

大人が発症した場合、重症化することもあるので注意が必要です。正しい知識をもって予防し、元気に冬を乗り切りましょうぜ。

まず、最初にこういったウィルス性の感染症は、基本「風邪」と同じ症状が現れます。

で、大体の人が市販薬なんかで何とか治そうとするんですが、根本的な治療とはいかないわけで、何だか長引いたりしてしまうわけです。

ですので、個々の特徴をよく理解し、適切な治療が必要になるわけですな。

では、まずRSウイルス感染症ですが、こいつは、RSウイルスの感染によって咳、鼻汁など呼吸器症状を引き起こす病気です。

生後1歳までに半数以上が、2〜3歳までにほぼ全ての子どもが感染するとされており、乳幼児の代表的な呼吸器疾患の原因となっています。

年齢を問わず生涯にわたり感染を繰り返し、大人が発症する場合もあります。

一般的には鼻汁・鼻づまりなど軽い「鼻かぜ」の症状からはじまり、2〜3日後には咳き込み症状が現れます。

乳幼児では強い咳き込みや喘息のような喘鳴・呼吸困難、38度程度の発熱を伴うこともしばしばあり、特に生後6カ月以内の乳幼児が感染した場合、細気管支炎や肺炎など重症化する確率が高くなります。

ほとんどの場合1〜2週間で徐々に回復しますが、重症の場合は呼吸困難などで入院が必要となる場合もあります。

例年、秋から冬にかけて増加し、冬季にピークがみられます。

年齢が上がるにつれて症状は軽くなっていき、発症しても軽い「鼻かぜ」程度でおさまることが多いようです。

ですが、そのため、大人がかかってもただの風邪だと思い、知らないうちに乳幼児にうつしてしまうケースがあるので要注意です。

しかし、大人でも気管支炎や肺炎を起こすケースも報告されており、その場合は38度以上の発熱が5日程度続いたりします。

また、高齢者が感染した場合は急性下気道炎の原因になることもわかっています。

そして主な感染経路は、患者の咳やくしゃみなどによって感染する「飛沫感染」と、患者と接触したりウイルスの着いたドアノブなどに触れて感染する「接触感染」です。

特徴として、手についたウイルスは約30分もの間感染する力を持っているため、かなり感染力が強いウイルスですので、こちらにも注意が必要ですね。

残念ながら、RSウイルスに対するワクチンや治療薬(抗ウイルス薬など)は現在のところありません。

感染した場合は、咳き込みなどの症状に対しての対症療法が主体となります。

症状が出始めた人はマスクをする、乳幼児との接触を避ける、寝室を別にするなど、早めの対策を行うことが大切です。

続いて「溶連菌」ですが、以前は「溶解性連鎖球菌」と呼ばれており、この菌に感染して起こる病気が「溶連菌感染症」です。

溶連菌には健康な体には害のないものから病原性の強いものまでさまざまな種類があり、小児科で問題となっているのが咽頭炎を起こす「A群β型溶連菌」です。

感染しても無症状の場合が多いのが特徴ですが、実は害毒が強く大きな病気になり易いということでよく知られた細菌です。

溶連菌感染症は子どもの病気というイメージがありますが、大人の発症もあるので油断は禁物です。

「A群β型溶連菌」が引き起こす急性咽頭炎のほか、扁桃炎、猩紅熱(しょうこうねつ)、急性糸球体腎炎、リウマチ熱など溶連菌感染で起きる病気はさまざまです。

中でも子どもに多い急性咽頭炎は、通常の風邪よりも熱が高く、のどの粘膜が赤く腫れて強い痛みを伴うのが特徴であり、発疹や舌の表面に赤いブツブツができる「苺舌(いちごじた)」や舌の皮が剥がれるなど、さまざまな症状が現われます。

扁桃腺が腫れて膿が溜まるのも典型的な症状です。また、合併症を引き起こしやすい細菌とも言われています。

そしてこの「A群β型溶連菌」はこれからの冬場と、春〜初夏にかけての、2回の流行時期が見られるのも特徴です。

ここからが一番の特徴ですが、溶連菌感染症はウイルス性の風邪と異なり、自然に治ることはありません。

疑わしい症状が2日以上続く場合は、すぐに受診してください。

治療には抗生物質を服用し、通常2〜3日でのどの痛みが緩和され熱も下がります。

ただし、完全に治すためには1週間から10日程度は薬を服用する必要があります。

症状が良くなってきたからといって自己判断で服用を止めてしまうと再び溶連菌が増殖し、症状が悪化し急性糸球体炎やリウマチ熱などの合併症を引き起こすことがあります。

医師に指示された期間、用法や容量、服用回数をしっかり守って内服を続けることが大切です。

これからの季節、低温・低湿度を好むウイルスにとって、長く生存できる絶好の環境となってきます。

感染力が強くなるだけでなく、空気が乾燥するとウイルスの水分が蒸発し比重が軽くなるため、空気中に浮遊して伝播しやすくなります。

また、外気の乾燥によって咳やくしゃみの飛沫が小さくなり、飛沫に乗ったウイルスがより遠くまで飛ぶようになります。

咳・くしゃみによる感染範囲が広くなり、感染スピードが上がりますから、ひろく流行する場合がでてくるわけです。

一方、人のカラダは体温が低下すると代謝活動が低下し、ウイルスに対抗する免疫力がダウンします。

また、夏に比べて水分の摂取量が少ないため、体内の水分量も少なくなりがちです。

体内が乾燥すると喉や気管支の粘膜がカラカラになり、本来粘液でウイルスの侵入を防いでいるノドや鼻の粘膜が傷みやすくなっています。

冬はウイルスが元気になり、人のカラダはウイルスに感染しやすい状態になってしまいます。

ですから、今日紹介した2つ以外のウィルスも、絶好の機会とそこいらを飛沫しまくってるわけですから、注意し過ぎという事はありません。

やはり、手洗い、うがいの敢行が一番の予防となります。

このうがいについては、予防効果が無いというお話もあるようですが、溶連菌のように扁桃、咽頭炎を引き起こすウィルスには効果があると、わたくし院長は思っております。

さらに、いわゆるイソジン的なうがい薬を併用すると、かなり効果も上がりますので、冬を乗り切る習慣として、ぜひみなさんも行って下さい。

いかがでしたか?

これから寒さもピークを迎えます。

この冬を健康に乗り切るためにも、まずは知識をえて病気に対抗して下さい。

では、来週のイルネス辞典をお楽しみに〜。




kaze




京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院

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