
2017年11月30日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
11月30日の木曜日でございます。
ついに月末。
明日から12月。
そして年末。
ってことで、冬も本番、これから慌ただしくなってきますねぇ…。
寒さも益々厳しくなってきてますし、この忙しくなる時期に風邪などひかないように注意して下さいよ。
てな感じで、11月最後のブログも始まりましたが、段々キーを打つ指が動かなくなってきました。
基本、毎日朝にこれを書くんですが、指が冷たくてねぇ…。
年々、身体の冷えを感じるわたくし院長ですが、寒さはあんまり感じないんですよ。
でも手足は冷たいなんていう、割と女性っぽい悩みがあったりしますんですよ(笑)
では、今日のネタに突入ですが、その女性に特に注意が必要な疾患と言えば「乳がん」という病気がありますね。
詳しくはここで解説しておりますので、参考にしてくださったらよろしいかと思うのですが、乳がんという病気も早期発見が治癒への鍵となります。
そんな乳がんですが、検査の方法として「マンモグラフィ検査」というのがあります。
中には経験されたことのある方もいらっしゃるでしょうが、聞いたところによるとすげー痛いとか(^^;
ですが、早期発見の一次検査として広く行われている検査でございます。
で、このマンモグラフィですが、まぁ簡単に言えば、乳房をX線にかけ、白くうつるがんを発見するというものなんですが、乳腺密度が濃い場合なんかも同じように白く映ってしまいます。
最近では、MRIやCTを使って精度を上げる技術も高まっていますので、かなりの確率でリスク病変を発見することが出来るそうです。
ですが、この時点で発見される「リスク病変」が、必ず「がん化」するとは限らないわけです。
そこで、今日のネタなんですが、この「見極め」に、人工知能を利用することで、マンモグラフィ検査と生検で見つかった乳房の「高リスク病変」ががん化するかどうかを97.4%の確率で正確に予測できる可能性が新たな研究で示されたそうなんですよ。
研究を実施した米マサチューセッツ総合病院は「この人工知能システムを導入すれば、不要な手術を減らすことができるかもしれない」と話しているそうです。
現在の診断方法としては、マンモグラフィ検査で乳がんが疑われる病変に対しては生検が行われ、細胞に異常が認められる場合は高リスク病変と判定されます。
で、ここからが本題なんですが、この状態で切除に踏み切るドクターと、がん化リスクが特に高い病変のみに対して切除術を行う方針のドクターがいます。
これも当たり前の事かもしれませんが、ドクターの判断ひとつってことですね。
がんの取り逃がしを避けるためには、切除という選択肢も当然ありなんですが、こうした高リスク病変は実際には手術時には、まだがん化していないことが多いんですね。
かといって、切除しない方針となると取り逃がしのリスクが伴います。
しかしがん化する可能性が低い病変に対しても不要な手術が行われるということは、当然患者の負担も大きいですし、ドクターとしても判断が難しいところでしょう。
そこで今回、米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者らと共同で、切除の必要な高リスク病変を見極める「機械学習モデル」を開発したそうなんです。
機械学習は人工知能の一種で、過去の経験に基づいて自動的に学習し、進歩していくというシステムです。
このモデルに生検で高リスク病変と判定され手術または2年以上の経過観察を受けた患者の計1,006病変のうち671病変について、その種類や患者の年齢など多岐にわたるリスク因子に関する情報のほか、生検結果のテキストデータなども組み込み、学習させました。
次に、残る335病変でこのモデルを用いてリスク予測を行ったところ、97.4%(38病変のうち37病変)の確率でがん化を正確に予測し、がん化しなかった高リスク病変の30.6%(297病変のうち91病変)で手術を回避できることが示されました。
今回の研究結果を踏まえ、研究グループは「マンモグラフィの画像と病理標本のデータを機械学習モデルに組み込み、最終的には臨床に取り入れたい」との考えを示しているそうです。
これは人工知能の使い方として、かなり素晴らしいですな。
ま、全てを人工知能に任せるとなると、ちょっと不安がありますが、この場合判断材料が格段に増えるわけですし、さらに経験値の低いドクターでも診断がつきやすいでしょう。
こういった研究は、ほんとに頑張っていただきたいですね。
そしてまた、人類は不死に一歩近づくわけですね。
ま、いつものように、わたくしの生きてる間には、何も変わらないと思いますが、そう遠くない未来には、医者って職業も全てAI化されてるかもしれませんよね。
ドクターAI(笑)
ではまた〜

京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月30日の木曜日でございます。
ついに月末。
明日から12月。
そして年末。
ってことで、冬も本番、これから慌ただしくなってきますねぇ…。
寒さも益々厳しくなってきてますし、この忙しくなる時期に風邪などひかないように注意して下さいよ。
てな感じで、11月最後のブログも始まりましたが、段々キーを打つ指が動かなくなってきました。
基本、毎日朝にこれを書くんですが、指が冷たくてねぇ…。
年々、身体の冷えを感じるわたくし院長ですが、寒さはあんまり感じないんですよ。
でも手足は冷たいなんていう、割と女性っぽい悩みがあったりしますんですよ(笑)
では、今日のネタに突入ですが、その女性に特に注意が必要な疾患と言えば「乳がん」という病気がありますね。
詳しくはここで解説しておりますので、参考にしてくださったらよろしいかと思うのですが、乳がんという病気も早期発見が治癒への鍵となります。
そんな乳がんですが、検査の方法として「マンモグラフィ検査」というのがあります。
中には経験されたことのある方もいらっしゃるでしょうが、聞いたところによるとすげー痛いとか(^^;
ですが、早期発見の一次検査として広く行われている検査でございます。
で、このマンモグラフィですが、まぁ簡単に言えば、乳房をX線にかけ、白くうつるがんを発見するというものなんですが、乳腺密度が濃い場合なんかも同じように白く映ってしまいます。
最近では、MRIやCTを使って精度を上げる技術も高まっていますので、かなりの確率でリスク病変を発見することが出来るそうです。
ですが、この時点で発見される「リスク病変」が、必ず「がん化」するとは限らないわけです。
そこで、今日のネタなんですが、この「見極め」に、人工知能を利用することで、マンモグラフィ検査と生検で見つかった乳房の「高リスク病変」ががん化するかどうかを97.4%の確率で正確に予測できる可能性が新たな研究で示されたそうなんですよ。
研究を実施した米マサチューセッツ総合病院は「この人工知能システムを導入すれば、不要な手術を減らすことができるかもしれない」と話しているそうです。
現在の診断方法としては、マンモグラフィ検査で乳がんが疑われる病変に対しては生検が行われ、細胞に異常が認められる場合は高リスク病変と判定されます。
で、ここからが本題なんですが、この状態で切除に踏み切るドクターと、がん化リスクが特に高い病変のみに対して切除術を行う方針のドクターがいます。
これも当たり前の事かもしれませんが、ドクターの判断ひとつってことですね。
がんの取り逃がしを避けるためには、切除という選択肢も当然ありなんですが、こうした高リスク病変は実際には手術時には、まだがん化していないことが多いんですね。
かといって、切除しない方針となると取り逃がしのリスクが伴います。
しかしがん化する可能性が低い病変に対しても不要な手術が行われるということは、当然患者の負担も大きいですし、ドクターとしても判断が難しいところでしょう。
そこで今回、米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者らと共同で、切除の必要な高リスク病変を見極める「機械学習モデル」を開発したそうなんです。
機械学習は人工知能の一種で、過去の経験に基づいて自動的に学習し、進歩していくというシステムです。
このモデルに生検で高リスク病変と判定され手術または2年以上の経過観察を受けた患者の計1,006病変のうち671病変について、その種類や患者の年齢など多岐にわたるリスク因子に関する情報のほか、生検結果のテキストデータなども組み込み、学習させました。
次に、残る335病変でこのモデルを用いてリスク予測を行ったところ、97.4%(38病変のうち37病変)の確率でがん化を正確に予測し、がん化しなかった高リスク病変の30.6%(297病変のうち91病変)で手術を回避できることが示されました。
今回の研究結果を踏まえ、研究グループは「マンモグラフィの画像と病理標本のデータを機械学習モデルに組み込み、最終的には臨床に取り入れたい」との考えを示しているそうです。
これは人工知能の使い方として、かなり素晴らしいですな。
ま、全てを人工知能に任せるとなると、ちょっと不安がありますが、この場合判断材料が格段に増えるわけですし、さらに経験値の低いドクターでも診断がつきやすいでしょう。
こういった研究は、ほんとに頑張っていただきたいですね。
そしてまた、人類は不死に一歩近づくわけですね。
ま、いつものように、わたくしの生きてる間には、何も変わらないと思いますが、そう遠くない未来には、医者って職業も全てAI化されてるかもしれませんよね。
ドクターAI(笑)
ではまた〜

京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2017年11月29日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
11月29日の水曜日でございますです。
ああ、11月も明日で終りだねぇ…。
寒さも本格的になってきたし、もう完全に冬色ですな。
みなさん、冬って言えば何色を思い浮かべます?
ですよね。
余程の方以外は「白」と答えるでしょう。
まぁ、雪の色ですから、その連想も当然なんですが冬は空気も白いもんね。
ってな感じで、今日のネタなんですがそんな白い世界…
とは、真逆の色。
そう黒。
全身真っ黒で、なかなかなくせ者カラス。
今日は、いきなりカラスの話でもしてみましょう。
以前に、こんなお話をブログに書きましたが覚えてる?ってか読んだ?(笑)
カラスは人気者ではないですし、どっちかというと忌み嫌われる存在であったり、不吉な存在だったり、ゴミを漁るわ世界的に見ても死や病気と結びつけられ、凶鳥とされてきました。
ですが賢い。
まずは前回に引き続き、カラスがどんだけ賢いかを、いくつか紹介してみましょう。
まず、賢い象徴として、ほとんどのカラスは実に社交的なんだそうです。
例えばアメリカガラスは、つがいか、小さな家族グループで過ごします。
そして冬になると、数百あるいは数千羽が集まり夜一緒に眠る何て事もあるそうですし、他の動物ではあまり考えられない様な、仲間の子育ての手伝いなんかもするそうです。
例えば、親カラスのかわりに巣を守ってたり、ヒナのために餌を運んだりするんやって。
しかも、中には何年もの間、子育てを手伝うヤツまでいるそうで、なかなか良いとこあるじゃないの的な…
また、カラスは何故か、カラスの遺体があると集まる傾向があるそうです。
そして、集まっても生きているカラスは遺体に触れたりはしないため、死体漁りが目的ではないそうで、これはいわゆる「葬式」的な儀式ではないかと考える学者もいるそうです。
コミュニケーション力がハンパないもう一つの例が、カラスには、さまざまな鳴き声があります。
そして、もちろんそれぞれが異なる意味を持つわけです。
しかも、カラスの言葉は一様ではないらしく、グループによって若干の違いが見られることがわかってるんだそうです。
地域によって差があり、人間の方言のように場所によってと変わるらしいです。
しかも、あるカラスが別グループに移った際、そのカラスはそのグループの方言を真似しようとまでするらしいですから、なかなかやろ?
また、カラスは霊長類に近いレベルで、道具を使える生物とも言われています。
例えば、日本のハシボソガラスは、車を調理道具のように使いこなします。
クルミなどの硬い殻のあるものを、交差点の路上に置いて車に轢かせて殻を割ったりします。
まぁ、これだけなら犬でも覚えそうですが、カラスはここで車に轢かれたりは滅多にしないそうです。
どうもカラスは信号の意味を理解しているようで、赤信号になってからクルミを置き、青信号の間はクルミが割れても近寄らないんだそうです。
そして再び赤信号になってから颯爽と中身の回収に舞い降りるなんて、かしこ過ぎる(笑)
またカレドニアガラスなどは、小枝をくちばしでJの形に曲げて、狭い隙間に潜む昆虫を捕まえたりもするそうです。
この「Jの字」に曲げてフックを作るって作業は、地球上の動物でも、霊長類とカレドニアガラスの2種しかいないとまでいわれてるんやってさ。
そして前回も触れましたが、カラスは記憶力、判断力もかなり長けていて、人の顔の区別がつけられ、また記憶するという事もできるそうです。
2011年に発表されたワシントン大学の研究では、カラスの凄まじい脳力が明らかにされています。
研究者の目的は、カラスが人間の顔を区別できるかどうか知ることで、実験では2種類の覆面マスクを使用し、ひとつはカラスをいじめる役、もうひとつは何もしない役を作りました。
5ヶ所でいじめる役のマスクを被ってカラスを捕獲して縛り、それから逃がすという行動をくりかえしました。
すると捕獲されたことのあるカラスは、このマスクに対して大きな声で威嚇するようになったそうです。
そしてこれを見た付近のカラスも、この威嚇行為に参加し、このマスクをかぶっている人に滑空しては嫌がらせをしだしたそうです。
この実験を7年間(笑)続けたそうですが、このマスクの着用者は必ずカラスから威嚇や襲撃を受けたそうです。
そして驚くことに、捕獲された経験の無いカラスまでも攻撃してくるようになったそうですから、仲間の中でヤツはキケンだという情報が回されたという事のようです。
そして7年も続けてると、実験開始時には生まれていなかった若いカラスまで攻撃に加わっていることも判明し、彼らの敵対心が世代を通じて受け継がれていることも分かったんだって。
つまり、カラスに恨まれると、他のカラスはもちろんのこと、次世代のカラスにまで狙われるというかなり恐ろしい状況に陥ってしまうわけですわ(^^ゞ
これだけ物覚えが良いって事は、それだけ情報処理能力に優れてるわけで、それを裏付けるこんなお話もございますのことよ。
カラスはあまりの賢さゆえに動物学者から「羽の生えた類人猿」とまで呼ばれてるそうなんですが、じゃ、カラスの脳ってどんなんなん?って思いますよね。
例えば、カレドニアガラスの脳はたったの7.3グラムしかありません。
ですが、体の大きさとの比率で言えば実に巨大な代物で、体重の2.7パーセントを占めているんですって。
ちなみに人間の成人で、1.9パーセントほどだそうですから、ある意味、脳の大きさで言えば人間以上ってことですよね。
実験では、彼らが類人猿に匹敵する認知能力を有していることが明らかになっていますし、それどころか前脳のニューロンの密度は霊長類のそれを上回ってるそうです。
この前脳領域のニューロンの量は、知性と相関があると考えられており、理論的にはそれが多くなれば認知的な推論の力が向上することになるってことで、もはやカラスの賢さを疑う余地はありません。
って感じで、カラス最強説を書かしていただいたわけですが、これってスゴイでしょ?
多分、犬なんかでは太刀打ちできないくらいの知能はあるわけで、これを生かさない手はないなとわたくしは個人的に思うんですが…。
前回も書きましたが、カラスの天敵は大型猛禽類やキツネなどってことですから、都心部に住んでるカラスには天敵がいないわけですね。
で、人間も駆除力はさほどありません。
こうなると共存の道が一番いいんんじゃないのかねぇ…。
ってなんかアイディアがあるわけではないですが、例えばゴミを漁るのもエサが欲しいわけで、近くにエサ置き場でも設けたら、もうゴミは漁らないんじゃないかなぁとか…。
で、犬をしつけるみたいに教え込んだら、彼ら特有のコミュニケーション力で、仲間はもとより子孫まで伝えていってくれるわけでしょ?
1回やるだけで良いんですから楽だしねぇ。
こういう風に、前向きに考えたらカラスの知能を、有効に使えるかもしれんでしょ?
何か彼らに仕事を与えて、その報酬としてエサをやるとか…。
動物学者さんが、このブログを読んでるとは思えませんが、ぜひ考えてみて下さい。
では、また〜

京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月29日の水曜日でございますです。
ああ、11月も明日で終りだねぇ…。
寒さも本格的になってきたし、もう完全に冬色ですな。
みなさん、冬って言えば何色を思い浮かべます?
ですよね。
余程の方以外は「白」と答えるでしょう。
まぁ、雪の色ですから、その連想も当然なんですが冬は空気も白いもんね。
ってな感じで、今日のネタなんですがそんな白い世界…
とは、真逆の色。
そう黒。
全身真っ黒で、なかなかなくせ者カラス。
今日は、いきなりカラスの話でもしてみましょう。
以前に、こんなお話をブログに書きましたが覚えてる?ってか読んだ?(笑)
カラスは人気者ではないですし、どっちかというと忌み嫌われる存在であったり、不吉な存在だったり、ゴミを漁るわ世界的に見ても死や病気と結びつけられ、凶鳥とされてきました。
ですが賢い。
まずは前回に引き続き、カラスがどんだけ賢いかを、いくつか紹介してみましょう。
まず、賢い象徴として、ほとんどのカラスは実に社交的なんだそうです。
例えばアメリカガラスは、つがいか、小さな家族グループで過ごします。
そして冬になると、数百あるいは数千羽が集まり夜一緒に眠る何て事もあるそうですし、他の動物ではあまり考えられない様な、仲間の子育ての手伝いなんかもするそうです。
例えば、親カラスのかわりに巣を守ってたり、ヒナのために餌を運んだりするんやって。
しかも、中には何年もの間、子育てを手伝うヤツまでいるそうで、なかなか良いとこあるじゃないの的な…
また、カラスは何故か、カラスの遺体があると集まる傾向があるそうです。
そして、集まっても生きているカラスは遺体に触れたりはしないため、死体漁りが目的ではないそうで、これはいわゆる「葬式」的な儀式ではないかと考える学者もいるそうです。
コミュニケーション力がハンパないもう一つの例が、カラスには、さまざまな鳴き声があります。
そして、もちろんそれぞれが異なる意味を持つわけです。
しかも、カラスの言葉は一様ではないらしく、グループによって若干の違いが見られることがわかってるんだそうです。
地域によって差があり、人間の方言のように場所によってと変わるらしいです。
しかも、あるカラスが別グループに移った際、そのカラスはそのグループの方言を真似しようとまでするらしいですから、なかなかやろ?
また、カラスは霊長類に近いレベルで、道具を使える生物とも言われています。
例えば、日本のハシボソガラスは、車を調理道具のように使いこなします。
クルミなどの硬い殻のあるものを、交差点の路上に置いて車に轢かせて殻を割ったりします。
まぁ、これだけなら犬でも覚えそうですが、カラスはここで車に轢かれたりは滅多にしないそうです。
どうもカラスは信号の意味を理解しているようで、赤信号になってからクルミを置き、青信号の間はクルミが割れても近寄らないんだそうです。
そして再び赤信号になってから颯爽と中身の回収に舞い降りるなんて、かしこ過ぎる(笑)
またカレドニアガラスなどは、小枝をくちばしでJの形に曲げて、狭い隙間に潜む昆虫を捕まえたりもするそうです。
この「Jの字」に曲げてフックを作るって作業は、地球上の動物でも、霊長類とカレドニアガラスの2種しかいないとまでいわれてるんやってさ。
そして前回も触れましたが、カラスは記憶力、判断力もかなり長けていて、人の顔の区別がつけられ、また記憶するという事もできるそうです。
2011年に発表されたワシントン大学の研究では、カラスの凄まじい脳力が明らかにされています。
研究者の目的は、カラスが人間の顔を区別できるかどうか知ることで、実験では2種類の覆面マスクを使用し、ひとつはカラスをいじめる役、もうひとつは何もしない役を作りました。
5ヶ所でいじめる役のマスクを被ってカラスを捕獲して縛り、それから逃がすという行動をくりかえしました。
すると捕獲されたことのあるカラスは、このマスクに対して大きな声で威嚇するようになったそうです。
そしてこれを見た付近のカラスも、この威嚇行為に参加し、このマスクをかぶっている人に滑空しては嫌がらせをしだしたそうです。
この実験を7年間(笑)続けたそうですが、このマスクの着用者は必ずカラスから威嚇や襲撃を受けたそうです。
そして驚くことに、捕獲された経験の無いカラスまでも攻撃してくるようになったそうですから、仲間の中でヤツはキケンだという情報が回されたという事のようです。
そして7年も続けてると、実験開始時には生まれていなかった若いカラスまで攻撃に加わっていることも判明し、彼らの敵対心が世代を通じて受け継がれていることも分かったんだって。
つまり、カラスに恨まれると、他のカラスはもちろんのこと、次世代のカラスにまで狙われるというかなり恐ろしい状況に陥ってしまうわけですわ(^^ゞ
これだけ物覚えが良いって事は、それだけ情報処理能力に優れてるわけで、それを裏付けるこんなお話もございますのことよ。
カラスはあまりの賢さゆえに動物学者から「羽の生えた類人猿」とまで呼ばれてるそうなんですが、じゃ、カラスの脳ってどんなんなん?って思いますよね。
例えば、カレドニアガラスの脳はたったの7.3グラムしかありません。
ですが、体の大きさとの比率で言えば実に巨大な代物で、体重の2.7パーセントを占めているんですって。
ちなみに人間の成人で、1.9パーセントほどだそうですから、ある意味、脳の大きさで言えば人間以上ってことですよね。
実験では、彼らが類人猿に匹敵する認知能力を有していることが明らかになっていますし、それどころか前脳のニューロンの密度は霊長類のそれを上回ってるそうです。
この前脳領域のニューロンの量は、知性と相関があると考えられており、理論的にはそれが多くなれば認知的な推論の力が向上することになるってことで、もはやカラスの賢さを疑う余地はありません。
って感じで、カラス最強説を書かしていただいたわけですが、これってスゴイでしょ?
多分、犬なんかでは太刀打ちできないくらいの知能はあるわけで、これを生かさない手はないなとわたくしは個人的に思うんですが…。
前回も書きましたが、カラスの天敵は大型猛禽類やキツネなどってことですから、都心部に住んでるカラスには天敵がいないわけですね。
で、人間も駆除力はさほどありません。
こうなると共存の道が一番いいんんじゃないのかねぇ…。
ってなんかアイディアがあるわけではないですが、例えばゴミを漁るのもエサが欲しいわけで、近くにエサ置き場でも設けたら、もうゴミは漁らないんじゃないかなぁとか…。
で、犬をしつけるみたいに教え込んだら、彼ら特有のコミュニケーション力で、仲間はもとより子孫まで伝えていってくれるわけでしょ?
1回やるだけで良いんですから楽だしねぇ。
こういう風に、前向きに考えたらカラスの知能を、有効に使えるかもしれんでしょ?
何か彼らに仕事を与えて、その報酬としてエサをやるとか…。
動物学者さんが、このブログを読んでるとは思えませんが、ぜひ考えてみて下さい。
では、また〜

京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2017年11月28日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
11月28日の火曜日でございます。
寒さが増して、朝が辛い季節に突入してきましたねぇ…。
寒いと布団から出たくなくなるのは当たり前で、もっと寝てたいもっと寝てたいとグズグズしてしまう人も多いかと思います。
そして起きたら起きたで、寒さで体が動かず、暖房の近くでまたボーっとしてしまうなんてことないっすか?
わたしはないです(笑)
朝が特別強いというわけではないですが、あまり眠りというものに執着がないというか、寝るのがそこまで好きではないんですよね。
出来たら寝ないで過ごしたいですし、寝ずに体力回復できないもんかと日々考えてる位です(笑)
とは逆に、寝るのが大好きって人も一定数いて、もうこういう人達はひとつの「趣味」のように寝ることを楽しみにされてます。
まぁ、寝たいか寝たくないかは別としても、ある程度の睡眠は必ずとらないと人体にとんでもなく悪い影響が出ることは誰でも知ってますよね。
そしてこの「睡眠」がうまく取れない人もまた一定数存在します。
ってことで、今日のネタはこのうまく睡眠が取れない「不眠症」ってやつにスポットを当てたいと思います。
この症状は、眠りたくても眠れないわけで、当然睡眠不足に陥ります。
で、これとは別で、同じく眠りたくても眠れないんですが、眠れない事情がある場合…
これまた睡眠不足に陥ってしまうんですが、不眠症とは言わないですよね。
仕事が忙しくて眠る時間がないとか、赤ちゃんの夜泣きで眠れないとか、漫画が面白すぎて眠れないとか…。
まぁ、事情によって眠れてない場合は、結果的に同じ症状(睡眠不足)が出てても、不眠症とは無縁なわけです。
そしてなにより「不眠症」と自覚してるかどうかが大きなカギをにぎってるって事が今日のテーマなんですわ。
つまり、「不眠症で寝不足」と思ってる(思いこんでる場合も含む)人と、本当は寝れてないのに「不眠症」とは思ってない人…。
アメリカ・アラバマ大学のケネス・リヒシュタインが発表した論文「不眠症アイデンティ」では、睡眠不足と不眠症の訴えとの関係性を把握するために、それぞれを個別に測定した20本の研究をレビューしています。
400名以上のボランティアを調査した1995年の研究では、過半数が専門的には睡眠不足(6ヶ月の間、週に3日以上30分過ぎても寝付けないことがある)だったが、本人らはストレスを感じていたり、不眠症であるとは考えていなかったそうです。
つまり、「不満のない寝不足の人」は、きちんと眠っている人と比べても、日常的な疲労や不安による悪影響は出ていなかったわけですね。
睡眠ポリグラフ検査(脳波や生理学的指標で睡眠状態を測定する)と睡眠日記からも、この発見が裏付けられました。
追跡調査でも、不満のない寝不足の人は、一般の人と比べて不安やうつのレベルが高くないという結果が得られています。
1700人という大規模なデータセットでは、短時間の睡眠が高血圧を350〜500%増加させることが判明しているものの、このことは自分が不眠症であると考えていない人たちには当てはまらなかったといいますから、もう気のせいか?
従って、短時間の睡眠が必ずしも不眠症にまつわる経験を生じさせるわけではないし、それによる健康への悪影響が出るわけでもないという結論に至るわけなんですよ。
で、ここからが問題で、睡眠ポリグラフ検査と睡眠日記の研究は、睡眠パターンが臨床的な不眠症の基準を明らかに満たしていないというのに、自分が不眠症であると思い込んでいる人がいることを示しているんだそうです。
つまり不眠症ではない(つまり眠れている)にも関わらず、自分が不眠症ではないかという不満を持ってる人がいるってことですね。
そして、この「不満のあるよく寝ている人」は、日常的な疲労、不安、うつといった臨床的な不眠症を患う患者と同じ症状を経験しているってんですから、まさしく病は気からですよね。
こうした結果を踏まえて、リヒシュタインは不眠症であると訴える人の37%は「従来の基準によれば睡眠不足ではない」と結論づけました。
そうした人の睡眠に問題がないとは言わないまでも、その眠りは確かに通常の睡眠時間の範囲にはあったそうです。
その一方で、通常の睡眠レベルに当てはまらないのに、不眠症とは無縁のまま暮らしている人も存在するわけです。
これは一体どういうことなんでしょう?
ヒリシュタインの考えでは、きちんと寝ているのに自分が睡眠不足だと考える人は、思い込みのバイアスによって作られる「不眠症アイデンティティ」ってもんがあるって言っとられます。
例えば、不眠症アイデンティティのある人には、15分経っても眠りに落ちないのは異常であるというような考えをもっていたり、そこから「眠れない」と自己暗示をかけてしまっていたりするらしいんです。
また傾向として、ちょっとした出来事を大げさに受け止めてしまう事が多く、不眠が和らぎつつあるタイミングで、たまたま眠れない日があったとしたら、またぶり返したと思い悩んじゃったり…
こうした不安がますます眠りにくくさせていて、実際の睡眠不足が大したことのないものであっても、不眠症だと思わせてしまい、特有の症状まででてしまうわけです。
思いこみ恐るべし。
まぁ、この睡眠と言うもの自体、人によって時間も質もバラバラですから、難しい問題なんでしょうけどね…。
わたくし院長は、冒頭でもお話した通り、あまり寝ることに欲がないので、おそらく「不満のない寝不足の人」にカテゴライズされると思いますが、それでも寝不足がたまると、どこかで帳尻は合わすんですけどね。
休日に昼まで寝たりとか、30分仮眠するとか、何等かの方法でバランスは取れてると思うんですよね。
要は自分が大丈夫って思えれば大丈夫って事だとするなら、睡眠時間はあえて気にせず、必要なだけ寝ればいいんじゃないですかねぇ…。
それと、この研究でも分かるように「大丈夫!」って思いこむことも大事なんじゃないですかね?
みなさんも経験あると思いますけど、何となくダルイな〜って時に、そういや寝不足だなぁなんて思っちゃうと余計にしんどくなったりしません?
逆に、よく寝たぜぃ!位に思ってれば、それなりに身体が動いたり(笑)
まぁ、もちろんやり過ぎはあきまへんけど、気の持ちようでどうにかなる範囲なら、良い風に考えないとね。
これからますます寒くなり、布団から出にくい時…
嘘でも、「よく寝たぜぃ!」って叫んでみましょう。
きっと1日がうまくいくぜぃ。
ではまた〜

京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月28日の火曜日でございます。
寒さが増して、朝が辛い季節に突入してきましたねぇ…。
寒いと布団から出たくなくなるのは当たり前で、もっと寝てたいもっと寝てたいとグズグズしてしまう人も多いかと思います。
そして起きたら起きたで、寒さで体が動かず、暖房の近くでまたボーっとしてしまうなんてことないっすか?
わたしはないです(笑)
朝が特別強いというわけではないですが、あまり眠りというものに執着がないというか、寝るのがそこまで好きではないんですよね。
出来たら寝ないで過ごしたいですし、寝ずに体力回復できないもんかと日々考えてる位です(笑)
とは逆に、寝るのが大好きって人も一定数いて、もうこういう人達はひとつの「趣味」のように寝ることを楽しみにされてます。
まぁ、寝たいか寝たくないかは別としても、ある程度の睡眠は必ずとらないと人体にとんでもなく悪い影響が出ることは誰でも知ってますよね。
そしてこの「睡眠」がうまく取れない人もまた一定数存在します。
ってことで、今日のネタはこのうまく睡眠が取れない「不眠症」ってやつにスポットを当てたいと思います。
この症状は、眠りたくても眠れないわけで、当然睡眠不足に陥ります。
で、これとは別で、同じく眠りたくても眠れないんですが、眠れない事情がある場合…
これまた睡眠不足に陥ってしまうんですが、不眠症とは言わないですよね。
仕事が忙しくて眠る時間がないとか、赤ちゃんの夜泣きで眠れないとか、漫画が面白すぎて眠れないとか…。
まぁ、事情によって眠れてない場合は、結果的に同じ症状(睡眠不足)が出てても、不眠症とは無縁なわけです。
そしてなにより「不眠症」と自覚してるかどうかが大きなカギをにぎってるって事が今日のテーマなんですわ。
つまり、「不眠症で寝不足」と思ってる(思いこんでる場合も含む)人と、本当は寝れてないのに「不眠症」とは思ってない人…。
アメリカ・アラバマ大学のケネス・リヒシュタインが発表した論文「不眠症アイデンティ」では、睡眠不足と不眠症の訴えとの関係性を把握するために、それぞれを個別に測定した20本の研究をレビューしています。
400名以上のボランティアを調査した1995年の研究では、過半数が専門的には睡眠不足(6ヶ月の間、週に3日以上30分過ぎても寝付けないことがある)だったが、本人らはストレスを感じていたり、不眠症であるとは考えていなかったそうです。
つまり、「不満のない寝不足の人」は、きちんと眠っている人と比べても、日常的な疲労や不安による悪影響は出ていなかったわけですね。
睡眠ポリグラフ検査(脳波や生理学的指標で睡眠状態を測定する)と睡眠日記からも、この発見が裏付けられました。
追跡調査でも、不満のない寝不足の人は、一般の人と比べて不安やうつのレベルが高くないという結果が得られています。
1700人という大規模なデータセットでは、短時間の睡眠が高血圧を350〜500%増加させることが判明しているものの、このことは自分が不眠症であると考えていない人たちには当てはまらなかったといいますから、もう気のせいか?
従って、短時間の睡眠が必ずしも不眠症にまつわる経験を生じさせるわけではないし、それによる健康への悪影響が出るわけでもないという結論に至るわけなんですよ。
で、ここからが問題で、睡眠ポリグラフ検査と睡眠日記の研究は、睡眠パターンが臨床的な不眠症の基準を明らかに満たしていないというのに、自分が不眠症であると思い込んでいる人がいることを示しているんだそうです。
つまり不眠症ではない(つまり眠れている)にも関わらず、自分が不眠症ではないかという不満を持ってる人がいるってことですね。
そして、この「不満のあるよく寝ている人」は、日常的な疲労、不安、うつといった臨床的な不眠症を患う患者と同じ症状を経験しているってんですから、まさしく病は気からですよね。
こうした結果を踏まえて、リヒシュタインは不眠症であると訴える人の37%は「従来の基準によれば睡眠不足ではない」と結論づけました。
そうした人の睡眠に問題がないとは言わないまでも、その眠りは確かに通常の睡眠時間の範囲にはあったそうです。
その一方で、通常の睡眠レベルに当てはまらないのに、不眠症とは無縁のまま暮らしている人も存在するわけです。
これは一体どういうことなんでしょう?
ヒリシュタインの考えでは、きちんと寝ているのに自分が睡眠不足だと考える人は、思い込みのバイアスによって作られる「不眠症アイデンティティ」ってもんがあるって言っとられます。
例えば、不眠症アイデンティティのある人には、15分経っても眠りに落ちないのは異常であるというような考えをもっていたり、そこから「眠れない」と自己暗示をかけてしまっていたりするらしいんです。
また傾向として、ちょっとした出来事を大げさに受け止めてしまう事が多く、不眠が和らぎつつあるタイミングで、たまたま眠れない日があったとしたら、またぶり返したと思い悩んじゃったり…
こうした不安がますます眠りにくくさせていて、実際の睡眠不足が大したことのないものであっても、不眠症だと思わせてしまい、特有の症状まででてしまうわけです。
思いこみ恐るべし。
まぁ、この睡眠と言うもの自体、人によって時間も質もバラバラですから、難しい問題なんでしょうけどね…。
わたくし院長は、冒頭でもお話した通り、あまり寝ることに欲がないので、おそらく「不満のない寝不足の人」にカテゴライズされると思いますが、それでも寝不足がたまると、どこかで帳尻は合わすんですけどね。
休日に昼まで寝たりとか、30分仮眠するとか、何等かの方法でバランスは取れてると思うんですよね。
要は自分が大丈夫って思えれば大丈夫って事だとするなら、睡眠時間はあえて気にせず、必要なだけ寝ればいいんじゃないですかねぇ…。
それと、この研究でも分かるように「大丈夫!」って思いこむことも大事なんじゃないですかね?
みなさんも経験あると思いますけど、何となくダルイな〜って時に、そういや寝不足だなぁなんて思っちゃうと余計にしんどくなったりしません?
逆に、よく寝たぜぃ!位に思ってれば、それなりに身体が動いたり(笑)
まぁ、もちろんやり過ぎはあきまへんけど、気の持ちようでどうにかなる範囲なら、良い風に考えないとね。
これからますます寒くなり、布団から出にくい時…
嘘でも、「よく寝たぜぃ!」って叫んでみましょう。
きっと1日がうまくいくぜぃ。
ではまた〜

京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院