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2016年03月03日 [からだのこと]

血管年齢

お疲れ様です。院長です。


3月3日木曜日。お雛様じゃないですか。

まぁ、このひな祭りも、節分と同じく、盛り上がるんだかそうでもないんだか…

祭りとは言え、お祭り騒ぎはないですよねぇ…


まぁ、そんなひな祭りは話が広がらないので、そろそろ暖かくなる気配、つまり春の気配ですね。

春やなぁ〜とか、浮かれてるとこの時期、いわゆる「季節の変わり目」ってやつで、体調を崩しやすくなっとります。

春に浮かれる前に、ちょっと引き締めましょ。

そんな皆様に、今日は「血管」のお話しでも致しましょう。

血管って、実際目で見えないですから、ほんとはどうなってるか分からない、まぁまぁ怖い部位なんですよねぇ〜


血管の老化現象である動脈硬化は30代の人でも始まってます。

症状としては自覚しにくいものですが、当然ながら、お肌のシワやシミと同じように、血管も年齢とともにしなやかさを失い老化していきます。


つまり、ある程度の年齢からは、衰退するだけなんです。

これは、人間である以上、どうすることもできない事実。

しかし、退行変性(老化)は、その速度を著しく遅くすることができるんです。


そんな話もいれながら、血管話いってみよ。


脳や臓器、全てに巡っている血管は健康を維持するためには大切なもの。

脳卒中や、心筋梗塞といった突発的な病気にならないためにも、血管の老化を出来るだけ遅らせる、つまり予防していくのは大事なことです。


じゃ、血管の老化って具体的にどういうこと?


血管の老化とはつまり、動脈硬化のことで、血管内部が硬く、厚く、狭くなることを指します。

血管が柔らかく、しなやかな状態であれば、血液の流れがよくなり、栄養や酸素の運搬、それから老廃物の排出もスムーズにいきます。

また、心臓から楽に血液を送り出せるようになるため、心臓の負担が劇的に軽くなります。

つまり、血管を若返らせることにより、心臓も若返るわけですよ。それは体中の組織を若返らせるという意味にまりますからね。

ほんと、大事です。血管(笑)



動脈硬化は脳梗塞、心筋梗塞など、突然死のきっかけにもなる怖いものですが、一番怖いところは、「気づきにくい」ということなんですよ。

ほとんどの場合、自覚症状がなく、気がついた時には重症化してることもあります。

多くの人の場合、複数の要因が重なり、動脈硬化を起こしているようです。




複数の要因…


一番よくないのは「生活の乱れ」「喫煙」「ストレス」


心当たりのある方も多いでしょう。




まず、喫煙しながらの夜更かし、飲酒、そしてむりして次の日仕事に行く…



もう、トリプルパンチ☆彡


特に「喫煙」は、長く続けてしまうものです。10年、20年と吸い続けてらっしゃる方がほとんどです。


つまり、長い年月をかけて、自分の命を削っていってるんですよぉ…


早めにやめましょうね。タバコ…


「もう、30年吸ってるから今更無駄やぁ〜」とか…


そんなことは決してありません。


やめると、肺も血管も元に戻ろうと働きます。

つまり、今より悪くならないって事。手遅れなんてことはありませんからね。



では、話を戻して、「老化して硬くなった血管」に、しなやかさを取り戻すためにはどのようなことに気をつければよいのでしょうか?



しなやかな、血管をつくるには日常の生活習慣、食事や運動などに気をつけるだけである程度しなやかな血管に戻すことができます。


まず、食生活では、太ることにより血圧が上がり「脂質異常症」を招くため、食べすぎない、コレステロールの摂り過ぎに注意する、アルコールは控えめにする、砂糖やくだものの果糖を摂り過ぎない、水分を摂るようにする。


まるでダイエットみたいですが、結局、それと同じような注意をするだけで防ぐことも、元に戻すことも可能なわけですよ。

今、太っておられるなら、これを機会に、ついでにダイエット!



痩せるわ、血管は戻るわ、良いことだらけ。



とっとと痩せましょう。




とは言え、なかなか「痩せるのは難しい」

でも、とりあえず血管はどうにかしたい。



なんて方は、ポリフェノールがおすすめです。


ポリフェノールの抗酸化作用は、血液をサラサラにしてくれる効果があります。中でも、「リンゴポリフェノール」や「カカオポリフェノール」は、高血圧予防効果が高いとも言われてます。

リンゴポリフェノールは高血圧を引き起こす酵素の働きを阻害してくれ、カカオポリフェノールは血管を広げて血圧を下げてくれます。

なかなかやるでしょ。ポリフェノール。



後は、月並みですが、ストレスの軽減。

これも大事です。


我慢しすぎる性格の人や、いらちな人は、ストレスが溜まりやすく血管が収縮しやすくなってしまいます。

気持ちに余裕を持ち、リラックスすることで 副交感神経を優位にさせると、血管の拡張に繋がります。



イラッ!!



ときたら、とりあえず深呼吸でもしてみて、なんとかおさめましょう。


最後も月並みですが、やはり「運動」です。


しかも、太ももの筋肉を使う有酸素運動は、善玉コレステロールが増え、動脈硬化を促進させる悪玉コレステロールが減少するって研究結果があるらしいです。



これは知らなんだ。



じゃ、やはり、ウォーキングや軽いジョギングですね。


後、このウォーキング、一定の距離を歩くとふくらはぎの部分が痛くなり、立ち止まってしばらく休むと足の痛みが消えるという症状があれば、「動脈硬化の疑いがある」と言われています。


症状が非常に出にくい「動脈硬化」の中でも、疑いをもてる数少ない症例ですので、この「ウォーキング脹脛」は一つの指標になりますから、まずは歩いてみて、どうだか試してみて下さい。


先ほども言いましたが、今始めれば、最悪でも今の状態で止められます。

これ以上悪くならないという事は、少なからず治っていくということ。


要は、少しでも血管を元に戻そうと思うかどうか…


少しでも思うのでしたら、今日から少しでも始めましょう。



「動脈硬化」は知らぬ間に侵攻してきますからね…







では、また〜





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京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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