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弘泉堂鍼灸接骨院
その痛み…治せます!
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2018年07月30日 [からだのこと]

ザックリ。いやサックリ。

お疲れ様です。院長です。

7月30日の月曜日でございます。

まだ台風の影響が残ってる地域もあるみたいですが、近畿はとりあえず過ぎていきましたね。

今朝は夏っぽい天気に戻り、セミも鳴いてますな。

さぁ、明日で7月も終了ってことで、8月感が膨らんできましたね。

夏ってことで、とりあえずテンション上がりますが、今まで以上に熱中症対策は万全にね。

それと紫外線対策…

日焼け好きな方は、太陽大好きとか思ってるかもしれませんが、なかなかのくせ者ですからねぇ〜、紫外線ってヤツは…。

出来れば紫外線は避けるべきなんですが、まぁ、こんな天気じゃ嫌でも浴びるもんね。

ですから、外出時は帽子にサングラスは必需品ですぜ。

ってことで、夏全開トークではじまりましたが、今日のネタはそんな夏とは無関係。

寒くても暑くても痛いものは痛い。

そんな痛いお話です。

みなさんは経験ないですか?

薄っぺらい紙で手を切って、やたら痛い思いをしたこと…

当然、大騒ぎするほどの深刻なケガではありませんが、ちょっとしたケガにしちゃ、やたらと痛い(笑)

なぜ、紙で手を切るとここまで痛いのでしょう?

今日はそんなお話です。

主に非難されるべきは神経終末という部分です。

指先の疼痛受容体、つまり痛みを感じるセンサーは、人体のほとんどの場所よりも強く痛みを感じさせます。

これは熱いものを触った時なんかにも顕著で、普通より感覚が鋭いわけです。

例えば実験として、爪楊枝を2、3本用意して背中や足を突いてみて、先端を区別できるかどうか確かめてみて下さい。

2本で突いてるのか、3本で突いてるのかイマイチハッキリしないのが分かります。

次に同じようにして、手や顔でも試してみて下さい。

こちらの方が容易に先端を区別できますよね。それは神経終末が多いってことなんです。

つまり、指先には他よりも高度な感覚受容器(センサー)が仕込まれていて、これらの神経終末は「侵害受容器」といい、脳に警告を出すわけです。

痛みという感覚によって、高温や危険な化学物質、あるいは皮膚を破りそうな圧力などについて教えてくれるわけです。

ですから、他の場所に比べ痛いわけですが…

それなら、針で指先をついたらどうでしょう?

そりゃ、痛いには痛いですが、あの紙で切る独特の痛みほどじゃない気がします…

そう、実はあの痛みは、指先の過敏な神経だけでなく、紙の方にも原因があるようなんです。

というのも、紙の端ってパッと見ほど滑らかではなくて、切れた時は、スパッとした切れ味というよりは、皮膚に荒々しいまでの破壊の痕跡を残すんだそうです。

さらに痛い原因として、紙による切り傷では、人体の自然の防衛システム(血液凝固や痂皮形成など)を起動させるほどに深くないことが多いため、指の損傷した神経終末はさらされたままになるんだそうです。

そればかりか、手を使うたびに傷口が捻じ曲げられ、その都度傷が刺激されるって寸法なわけです。

これらのすべてが、紙の切り傷の異常な痛みにつながるわけで、まぁ切っちゃったら治るまでジッと我慢するしかありません。

ま、絆創膏でも貼っておいたら数日で完治しますし、傷跡もほぼ残りませんから、痛さと比べて大した傷じゃなかったって事は治ればよく分かります。

どう?

まぁ、なんでこんな話しを急にしたかと言うと、分かりますよね。

そう、わたくし院長がつい先日、切ったからです(笑)

そして、なんでまたこんなに痛いんだと調べたところ、こういうことかと分かったわけです。

何でも、疑問に思ったら調べてみる…

これは大事ですよね〜。

ひとつ賢くなったところで、今日は終了です。

ではまた〜




kami




京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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