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2018年06月22日 [からだのこと]

寝だめ。カンタービレ。

お疲れ様です。院長です。

6月22日の金曜日でございます。

やはり今年は雨が少ない気がしますよね?

後半で、バカみたいに降るんじゃないかと、少々ビビっとりますが…。

6月も後半戦で、月末が近付いてくると、何かと忙しくなり時間がいくらあっても足りません。

で、みなさんもそうだと思うんですけど、時間がなけりゃ何を削るかってことなんですよね。

ま、普通は睡眠時間を削るでしょ?

一般的には、1日8時間の睡眠がベストとされてるようですが、まぁなかなかねぇ…。

下手すると半分位しか寝れてない人も多いんじゃないですか?

4時間は少なすぎるとしても、実際5〜6時間睡眠って人の方が多いと思います。

仮に5時間睡眠なら、1日辺り3時間も少ないわけで、これが身体に様々な悪影響を及ぼす可能性は十分にありますからね。

そこで、今日のネタなんですが、そんな忙しい日々を送ってる方に朗報です。

なんと、「寝だめ」は出来るんじゃないかという研究結果が出たようなんですね。

最新の研究によれば、日々の睡眠時間が短くても、週末に寝だめしておけば、死亡リスクを減らせることがわかったという話です。

スウェーデン、ストックホルム大学での研究では、1997年にスウェーデンで調査された、生活や医療に関する38000人以上の成人データを元に分析しました。

また国の死亡登録を用いて、参加者のその後を最大13年に渡り追跡したそうです。

研究チームによれば、これまで睡眠時間と死亡率との関連が注目されたことはありましたが、それはあくまで平均的な平日の睡眠時間にのみ着目したものでした。

そこでチームは、週末の睡眠時間も何らかの影響があるのではないかと考えました。

性別、BMI、喫煙、運動、仕事のシフト等の要素を考慮して調整された結果は、週7日間を通して5時間未満の睡眠を続けた65歳未満の人は、毎日6〜7時間眠る人に比べて死亡率が65パーセント高いことを示していたそうです。

65パーは高いな(^^;

これはもう、ショートスリーパーは長生きしないって言われてるようなもんだね。

ところが、平日は5時間未満の睡眠であっても、週末に8時間以上眠っている人の場合、死亡リスク上昇は確認されなかったらしいのです。

週末の寝だめで睡眠を補っているようだと、研究チームは推測しています。

しかし逆に、毎日9時間以上眠る長時間睡眠型の人だと、6〜7時間睡眠の人よりも死亡率は25パーセントはね上がるといいますから、寝すぎも微妙なんやね。

また、65歳以上の高齢者は、平日も休日も7時間以下の短い睡眠をとっているものの、死亡リスクとの関連性はなかったそうです。

これは、高齢者の場合、体が必要とする睡眠時間が、そもそも短いからなのではないかと推測されています。

まぁ、寝だめは昔は出来ないって言われていましたが、この場合寝だめというより、足りない分を少しでも、週末に稼ぐみたいなニュアンスですね。

実際に、死亡リスクも下げるってことなんで効果はあるのでしょう。

では、結局、睡眠ってどれだけ必要なんでしょう。

この計算だと、やはり1日6時間位が適切なんでしょうかね。

仮に平日、月〜金を5時間しか寝れないとしたら、1日あたり1時間ずつ睡眠不足です。

その1時間×5日で、5時間を週末2日で補うと…

週単位のこれ位の補てんなら、何とかできそうですね。

そしてこの睡眠法で、死亡リスク上昇は確認されなかったって事ですから、「寝だめ」というより「補てん」はアリなんでしょう。

睡眠ってことも、なかなか解明されてない事が多いですが、この「寝だめ・補てん」説はどうしても忙しい時なんかには、使える裏技じゃないでしょうか…

まだジメジメした天気ですし、これからは熱帯夜がやってきます。

寝苦しい日々が続きますので、そんな時は週末に寝だめましょう。

ではまた〜



negao



京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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